

秩父市と姉妹都市である東京都豊島区では、令和元年7月10日、森林の保全及び地球温暖化対策の推進、自然体験を伴う環境交流事業を通じた自治体間交流の促進を目的とした、「森林整備の実施に関する協定」を締結しました(令和6年4月1日更新)。森林環境譲与税を活用し、秩父市有林内に「としまの森・ちちぶ」を設け、毎年、森林整備や区民を対象とした環境交流ツアーを実施しています。
また、豊島区が秩父市の森林を整備することによって得られるCO2吸収量は、埼玉県森林CO2吸収量認証制度による認証を受け、豊島区内で発生するCO2排出量を埋め合わせる「カーボンオフセット」を行っています。
豊島区ホームページ内「秩父市との連携による森林整備(カーボン・オフセット)事業」
令和元年に竣工したとしま区民センターは、豊島区民の多彩な自己表現の場や文化創造の拠点です。建物内部に秩父市産木材をふんだんに使用し、温かみのある空間が演出されています。特に、親子が楽しめる「パパママ☆スポット」は、秩父市とも木育事業連携を行っている東京おもちゃ美術館の監修のもと整備されました。
IKE・Biz としま産業振興プラザが開催する「秩父フェスタ」では、秩父地域の名産品やものづくりのワークショップのブースが出展しており、その一環として秩父の森や木のPRを行っています。
荒川上流域に位置する秩父地域1市4町(秩父市・横瀬町・皆野町・長瀞町・小鹿野町)と、下流域に位置する東京都足立区とは、令和6年10月12日に治水及び防災に関する協定を締結しました。協定の一つである「治水協定(荒川治水向上の連携協力に関する協定)」では、次のように定めています。
流域治水の考え方に基づくこの取り組みは、都市部の自治体による森づくりへの関与と、都市部の子どもたちが森林とくらしとの繋がりを知る機会を提供する好例といえます。
小鹿野町と越谷市では、令和5年5月1日に「森林整備の実施に関する協定」を締結しました。この協定の中で、小鹿野町有林内に「こしがや・おがの交流の森」を設け、越谷市の森林環境譲与税を活用して森林整備を実施しているほか、体験活動などを通じた環境学習の場の提供、両市町相互の交流促進を図っています。また、小鹿野町での森林整備において得られるCO2吸収量を、越谷市のCO2排出量の削除分として埋め合わせるカーボンオフセットを実施しています。
国内最大級の商業施設である「越谷レイクタウン」で開催される体験型環境イベント「レイクタウン Act Green ECO WEEK」では、越谷市として木工やクイズ、体験型ワークショップなどの木育イベントを実施しています。また、小鹿野町や秩父地域としても同イベントへ出展し、森づくりや木材利用に関する普及啓発を行っています。
越谷市の森林環境譲与税を活用し、秩父地域森林林業活性化協議会と協働で作成した「秩父の森の鉛筆」をイベントで配布しています。また、越谷市の保育施設等へ秩父産木材で作られたおもちゃを導入しています。
横瀬町と伊奈町では、令和6年3月に「未来につなぐ森づくり連携協定」を締結しました。この協定は、伊奈町と横瀬町が共同し横瀬町の森林整備を行うことにより、二酸化炭素の吸収量の増加を図り、地球温暖化対策に取り組むとともに、今後、森林や地域資源を活用した、地域間交流の活性化を図ることを目的としています。
協定締結に際し、全国でもバラで有名な伊奈町から「伊奈の月(バラ)」が寄贈され、横瀬駅前の花壇に植樹をしました。
長瀞町と久喜市では、令和6年12月16日に「久喜市と長瀞町との森林整備に関する連携協定」を締結しました。この協定の中で、長瀞町内の森林を、久喜市の森林環境譲与税を活用して森林整備を実施しています。
また、森林を活用した体験活動や環境学習の場を提供し、両市町の相互交流の促進を図っています。さらに、長瀞町での森林整備によって得られるCO2吸収量を、久喜市のCO2排出量の削減分として埋め合わせるカーボンオフセットにも取り組んでいます。